フロントブレーキキャリパを取り外す
最も大事と言っても良いのでは。ブレーキキャリパのオーバーホールを始めます。まずは、車体からキャリパを外します。
フロントブレーキキャリパを取り外す
※ブレーキは、非常に重要な部分になります。プロにお願いするか、自己責任で行う場合、細心の注意を払う必要があります。必ず走る前に確認すること!!
ブレーキキャリパを外す前にブレーキフルードを抜きます。ブレーキフルードは、塗装面を侵したりするので洗浄しやすい環境又は水を入れた霧吹きなどを用意し、 こぼれた場合早めに洗い流します。
最初にリザーブタンクのブレーキフルードを抜きます。リザーブタンクのキャップを固定しているリザーバタンクキャッププレートをはずします。
リザーブタンクのキャップをはずすと、ダイヤフラムプレート(白い部分)とぶよぶよのダイヤフラム(黒いゴムの部分)が現れます。
ダイヤフラムプレートとダイヤフラムを取り外します。
今回取り外したダイヤフラムは、結構伸びており?ぶよぶよの状態でした。
ダイヤフラム自体は、ゴムでできており伸び縮みできる形状になっています。これは、ブレーキパッドの磨耗により、リザーブタンク内のブレーキフルードが減った場合、 伸びるようになっています。
ブレーキフルードをこぼさないようにリザーブタンクから抜きます。
次にブレーキラインに残ったブレーキフルードとキャリパ内のブレーキフルードを抜き取ります。
ブリードスクリュに8mmのメガネレンチをかけ、シャンプー容器で作ったワンマンブリーダーをつなぎます。 ブリードスクリュを緩めポンプを押してブレーキフルードを抜きます。
後で分解しやすいようにブレーキキャリパがフロントフォークに固定されているうちに、 ブレーキラインのフィッティングとブレーキキャリパのハウジングボルトを少し緩めておきます。
キャリパハウジングボルト
フィッティング
フロントフォークとブレーキキャリパを固定しているマウンテングボルトをはずし、ブレーキキャリパを取り外します。
マウンテングボルト
※ブレーキは、非常に重要な部分になります。プロにお願いするか、自己責任で行う場合、細心の注意を払う必要があります。必ず走る前に確認すること!!